日本うんこ学会初の書籍、
うんもれ(*)本「タイムマシンで戻りたい」が12月22日に発売されます!すごい!
書名:タイムマシンで戻りたい
著者名:日本うんこ学会
角川文庫
定価:本体680円+税、2016年12月22日発売(電子書籍同日配信)
以前より募集させて頂いていたうんもれエピソードが100編を越えた事を記念した刊行となります。
「君は一人じゃない」
「うんもれ」の本ってなんだよ!とビックリされた方、場合によっては怒りを覚えた方もいるかも知れません。今回の本に至った気持ちの経緯として、うんもれエピソードが思いのほかに集まり読んでいる内に、過去の自分の心が救われたことがあります。
詳しくは本書にも記載しておりますが、
僕は高校生の時、潰瘍性大腸炎という病気で苦しんでおりました。大腸が炎症を起こすため、突然便意を催し我慢出来ないような事も何度もありました。その都度、死のうかなというような絶望感の中、学校にも家にも帰れないような日々を送っていた過去があります。当時は学校の先生にも親にも、医師にも相談出来ず、劣等感だけが増強していきました。もし仮に今まさにうんもれをして悩んでいる人がいたら、伝えてあげたい。
「君は一人じゃない」ってこと、
そして、「世界は思ったより漏らしている」という事実を。
いつかの少年の心も少しは和らいだかも知れません。
もう一つ、知っておいて欲しい事があります。
うんもれの中には病気が隠れている可能性があること。僕が患っていた炎症性腸疾患をはじめ、過敏性腸症候群(IBS)(*)という病気もうんもれのリスクがあります。もしかしたら、うんもれをされている皆様の中には、我々医療者が解決出来る病気が隠れている可能性もあります。
(*)IBSとは・・・一言で言えば、ストレスでお腹が痛くなり、場合によっては漏らす事もある腸の病気です。診断基準は以下の表になっております。詳細は「タイムマシンで戻りたい」内でコラムも書かれている田中先生のおなかハッカー記事もご参照下さい。これまで大腸癌早期発見アプリ「うんコレ」の開発を中心として活動をしてきましたが、今回はそのスピンオフ企画としてIBSを世に知ってもらうための本を発売する事となりました。
このコラムを通して、一人でも多くのウンモレイヤーに勇気を与え、うんもれナレッジの集積になればいいなと思っております。漏らしても大丈夫、きっと将来ネタになる日が来るから。
この本を手に取った人に、ほんのちょっとの笑いと勇気を与えるようなものになれば幸いです。。。ならないか。。。日本うんこ学会会長
石井 洋介
ちなみに、うんもれをオープンにしている人は高収入であるという調査もありますよ。
ここで実際に投稿された先行エピソードをブログにアップしておりますので、ご堪能下さいませ。
「違う僕じゃない!」
「ヤバイ・・・」
「これはうんこじゃない、きのこだ!」
「おぉ神よ、救い給え!」
とても含蓄と臨場感のあるセリフと共に収録されております。
人間追い込まれると名言を残すものです。
最後に、
ストーリー提供して頂いた皆様本当にありがとうございました!
(寄稿頂いた方にはお礼のメールをさせて頂きます、また抽選で一部の方にプレゼント等を検討しております。是非ご返信下さいませ。)
*著者印税の全てを大腸癌の早期発見やIBS啓発を支援するために利用させて頂きます。
更に第2段に向けて!
追加エピソードも引き続き募集中です、ドシドシご寄稿下さいませ。
うんもれナレッジで世界を明るくしていきましょう。